Rust プログラミングで Windows のダイアログボックスを表示されるプログラムを実装してみよう

Rust
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はじめに

Rust プログラミング初心者のために、Windows のダイアログボックスを表示させる方法を簡単に紹介します。Rust は高速で安全性の高いプログラミング言語であり、Windows 環境での開発もサポートされています。Rust を Windows で使うために、まずは Rust をインストールしましょう。以下の記事にローカル開発環境の構築方法を掲載しているのでご覧になってください。

Windows API とは

Windows API は Windows アプリケーションの作成や Windows の機能を使うためのインターフェースです。これを使うと GUI アプリケーションや Windows の機能を使ったアプリケーションが作れます。Rust で Windows API を利用するために、マイクロソフト社が公開している windows-rs ライブラリを使用します。これは Rust から Windows API を使うことができるものです。

ダイアログボックスを表示するプログラムの作成

1. cargo new <プロジェクト名> で新しいバイナリパッケージを作成します。作成したプロジェクトディレクトリに移動し、code . で Visual Studio Code を起動します。

2. Cargo.toml ファイルに windows ライブラリを追加します。メッセージボックスを表示する – Rustで作るWindowsアプリ (yu-nix.com) を参考に features を追加しました。

[dependencies]
windows = { version = "*", features = [
  "Win32_Foundation",
  "Win32_UI_WindowsAndMessaging",
] }

3. Rust のコードでダイアログボックスを表示するプログラムを書きます。

use windows::{core::*, Win32::UI::WindowsAndMessaging::*};

fn main() {
    unsafe {
        MessageBoxW(None, w!("Hello, Windows!"), w!("Dialog Box Example"), MB_OK);
    }
}

コードをビルドして実行

1. [ctrl + @] でターミナルを起動し、cargo run を実行します。デバッグビルドが完了し、ダイアログボックスが表示されます。

2. リリースビルドをする場合は、cargo build –release を実行します。ビルドされた実行ファイルはプロジェクトフォルダの /target/release/<プロジェクト名>.exe で存在するので直接実行することが可能です。

終わりに

今回は簡単な例で Rust プログラミングで Windows のダイアログボックスを表示させる方法を簡単に紹介しました。お好みに合わせてカスタマイズしてみてください!

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